ホルモンバランスって、なに?
おはようございます!
昨日は帰宅途中に近所の公園で夜桜を見ましたが、桜の花びらの間から月が見えて、とてもきれいでした。
青空の下の桜もいいですが、夜桜はなんともいえない風情があって、美しいものですね。
さて、今日は、ホルモンバランスについてです。
ホルモンバランスという言葉、女性なら聞いたことがあるのではないでしょうか?
ホルモンバランスとは、視床下部と下乗体、卵巣が連携し行なう、 性腺刺激ホルモン・女性ホルモン( 卵胞ホルモン、黄体ホルモン )のコントロールのこと。 このバランスが少しでも乱れてしまうと、肌のトラブル、 生理不順などが起こりやすくなります。言うまでもなくこれらのホルモン分泌は妊娠のためのサイクルを作るために行われていますから、これらのバランスが崩れるということは、妊娠に適した状態ではなくなる、ということです。
脳の視床下部の指令により下垂体で分泌される性腺刺激ホルモンは2種類あります。
1、卵胞刺激ホルモン(FSH)
卵巣の中の原始卵胞に作用し、発育させて成熟卵胞にさせる。
2、黄体化ホルモン(LH)
成熟した卵胞を刺激して、排卵をうながす働きと、排卵後の卵胞の中に黄体という組織を作る。
卵巣から分泌するホルモンも2種類あります。女性ホルモンと呼ばれているものです。
1、卵胞ホルモン(エストロゲン)
卵胞が発育すると分泌され、その成長に伴って、量が増加します。子宮で受精卵を受け入れるために子宮内膜を厚くするなどの準備をします。その他、女性らしい体を作ったり、肌の新陳代謝の促進をする働きをします。
2、 黄体ホルモン(プロゲステロン)
排卵後の卵胞から分泌され、受精卵が着床しやすいようにします。子宮内膜の分泌腺から養分を分泌させ、子宮へ多くの血液を送り込みます。
ホルモンの分泌を指示する視床下部は、自律神経のコントロールもしているため、ストレスなどの影響を受けやすく、そのためにホルモンのバランスをくずします。
生理を例にすると、生理のメカニズムは、視床下部からの指令によって下垂体から分泌されるホルモンと、卵巣から分泌されるホルモンによって動いています。精神的なストレスや、病気や無理なダイエットや過食などによる身体的なストレスを受けると、ホルモンのバランスを崩すため、生理のリズムが乱れてきます。
では、ホルモンバランスを整えるためには、どうすればいいのでしょうか?
良好なホルモンバランスを保つには、以下のような習慣が大切です。
1.体重を適正に保つ
2.無理なダイエットをしない
3.規則正しい生活を送る
4.1日3度の食事を摂る
5.甘い物を摂り過ぎない
6.アルコールを飲み過ぎない
7.野菜をしっかり摂る(1日350g以上)
8.肉を食べ過ぎない
9.加工食品を控える
10.魚や大豆・大豆製品は毎日摂る
11.適度な運動を行う
12.ストレスを溜め込まない
13.十分な睡眠をとる
上記は、ホルモンバランスだけでなく、健康な体を保つことにも繋がります。
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ぜひご参考になさってくださいね!