iPS細胞で世界初「腸」の作成に成功!奈良県立医大
おはようございます!
今日は久しぶりに青空から朝日が差す、さわやかなお天気です。
そろそろ重たいコートを脱いで、軽い春物の準備が必要かもしれませんね!
当ブログでもたびたび取り上げてきたiPS細胞ですが、奈良県立医大で、iPS細胞による世界初の臓器製作に成功したそうです!
「培養6日にしたら…」 iPS細胞から「腸」、奈良県立医大が会見
あらゆる組織や臓器の細胞になることができる人工多能性幹細胞(iPS細胞)から「腸」をつくることに、世界で初めてマウスで成功した奈良県立医大(橿原市)の中島祥介教授(消化器・総合外科学)が10日、大学で会見し、「通常3~5日培養するのを、常識に反して6日にしたところ、たまたま成功した」と語った。
中島教授によると、3人の研究グループが京都大の山中伸弥教授から提供されたiPS細胞をシャーレで培養。昨年、腸が排泄(はいせつ)物を送る「蠕動(ぜんどう)運動」を確認した。
「腸」が作製できた理由について、培養液の交換時期などから常識とされる培養期間を延長したことを挙げ、「ちょっとした工夫で、(iPS細胞が)どんな臓器にもなりうる可能性がある」と指摘した。
当面はマウスでの移植を成功させることが課題。「人への応用はハードルが高いと思うが、腸疾患の原因究明や、難治性のクローン病の治療などへの応用が期待できる」と語った。
「たまたま」培養を6日にしたら成功した、ということですが、考えてみれば、こうした偶然が医療の歴史のなかでもさまざまな進歩をもたらしてきたのかも知れません。
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