不妊の原因シリーズ vol.1女性因子
こんにちは!
昨日は各地で雪が見られたようで、大変寒い一日でした。
ここ銀座でも、夜には雪がちらつくのが見られました。
交通には不便が出ますが、たまに見る雪はやはりきれいなものですね!
さて、今回から、日を飛ばしながら何回かに分けて、不妊の原因についてシリーズでお伝えしたいと思います。
不妊の原因には、大きく分けて女性因子、男性因子、夫婦間の問題、そのどれとも特定できない原因不明の場合があります。
第1回目の今回は、女性因子についてです。女性因子には、以下のようなものがあります。
1.排卵障害(多嚢胞性卵巣症候群)
ホルモンの異常により、卵子を排卵しない状態
2.キャッチアップ障害(卵管采不全)
卵子を卵管に取り込む卵管采が機能しない状態
3.卵管因子(卵管通過障害)
卵管が何かの原因で詰まっており、卵子が通れない状態
4.着床・内膜因子(子宮内膜症・黄体不全)
子宮内膜の異常や内膜を維持するためのホルモンを分泌する黄体の機能に異常がある状態
5.子宮頸管因子(頚管粘液の分泌不全)
精子の通り道である子宮頚管の機能が異常
6.子宮因子(子宮奇形)
子宮の形に奇形があること
7.免疫因子(抗精子抗体等)
精子を異物と認識して免疫で攻撃する状態
一言で女性因子といっても、実はさまざまな要因があることが分かりますね。