漢方薬が保険適応外に!?
おはようございます!
ニュースでは毎日、事業仕分けのことが報道されておりますが、私たちの生活にとって、重要なことがその舞台で取り上げられております。
漢方薬の保険適応を外すという案件です。
事業仕分けでは「薬局で市販されているなら、医師が処方する必要性に乏しい」との理由で、漢方薬や湿布薬、うがい薬などは医療保険から外すという議論がされております。
これはとても大きな問題です。
漢方薬は副作用も少なく、長期で使用することできる貴重な薬です。
不妊治療にも漢方薬はよく使用されます。
西洋の薬だけでは、副作用も大きかったり、体のバランスを治せないという欠点により患者の負担が起こることは間違いありません。
まして日本はアジアの国です。
アジアで発明された漢方薬の享受を遠ざけ、西洋医学だけを受けやすくしては、余りにももったいないことではないでしょうか?
現在、東洋医学会では、「漢方を健康保険で使えるように」電子署名を行っております。
漢方薬が今まで通り保険適応で使用できるように、是非皆様も署名に参加ください。
電子署名はこちらをクリックください
漢方薬の保険適用維持求め署名27万人分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091201-00001122-yom-soci
12月1日20時34分配信 読売新聞
行政刷新会議の事業仕分けで医療用漢方薬の保険適用が見直し対象になったことについて、日本東洋医学会など4団体が1日、保険適用維持を求める要望書と約27万4000人分の署名を長妻厚労相に提出した。
同学会などは、医師の7割が漢方薬を使用しているが、保険診療と保険外診療との混合診療が原則禁止されているため、保険外になれば、医療用漢方薬は病院で処方できなくなると指摘。同学会の寺沢捷年会長は要望書提出後の記者会見で「漢方薬は専門性が高く、医師が扱う必要がある。西洋医学と組み合わせることで医療上のメリットも大きい」と訴えた。
一方、長妻厚労相はこの日午前の閣議後記者会見で「保険をいきなり外すことには私自身としても疑問がある」と述べた。