米国での進化論と日本での代理出産

おはようございます!
今日からまた一週間の始まりですが、周りでは体調を崩した方が多く見受けられるように思えます。
そういう私もここ数日間、体調が優れません。
季節の変り目、夏の疲れも出てくる頃ですので、皆さん体調にはくれぐれもお気をつけくださいね!

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さて、アメリカでは英博物学者チャールズ・ダーウィンを描いた映画「クリエーション」が、上映を見送られる公算となりました。
このニュース、日本人には驚きではないでしょうか?
世界の名門校が存在し、多くのノーベル賞学者を輩出しており、多くの最先端技術が生れるアメリカですが、未だ進化論を拒絶する人も少なくないようです。多宗教の国と言っても、まだまだキリスト教の力が優勢であると再認識させられます。

進化論を拒絶する社会のアメリカでも、一方、卵子バンク、精子バンク、代理出産などの不妊治療分野においては社会で受け入れられています。
そう考えると、アメリカとは不思議な国だなーと思わされてしまします。

さて、我が国日本ですが、卵子提供にしても代理出産にしても、まだまだ偏見が耐えません。
その偏見の原因を探ってみると、無知ということから来ているようです。
情報源がたまに目にするマスコミの批判しかありませんので、一般の方はどうしても否定的に考え、アメリカのような肯定的な社会を作ることに不妊治療の分野においては何十年も遅れがちです。
そして実は遅れているのは不妊の分野だけではなく、障害者への対応、他の病気の方への対応でも遅れているのが日本です。

まず不妊においては、人事ではないということ、また病気でどうしようもない方が多くいるということを皆が念頭に置いておくべきではないでしょうか?
本当に代理出産を行う夫婦や代理母が幸せになれるなら。
実際にそういうことは可能であり、要は卵子提供も代理出産も扱い方、行い方によって、幸にも不幸にもなることを憶えておかなければなりません。

ダーウィン映画、米で上映見送り=根強い進化論への批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090913-00000041-jij-int

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