受精卵の評価方法について

今日は受精卵の評価についてご説明したいと思います。
日本でも海外でも補助生殖技術では、採取した受精卵に5つのグレードを設けており、この認識は共通となっています。

代理出産を行う場合、過去の治療歴などを詳しく報告して頂くほか、過去に体外受精経験があり、受精卵が存在した場合、その時のグレードも報告して頂くようにしております。

受精卵は以下のように評価されます。

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グレード1がもちろん一番理想的な受精卵になりますので、着床の際使用する受精卵はグレード1から行っていくことが一般的です。

体外受精、また受精卵を凍結された方で、よくそのグレードをご存知ないと言う方もおられますので、行った際はお医者さんに尋ねておくと良いでしょう。

受精5日目の時点で、グレード3以上に到達した受精卵(胚)が一般的に良いとされています。
ただグレード4や5であっても、継続培養によって良好胚盤胞になることもあるため、初期胚移植後の余剰胚は5日目まで継続培養し、胚盤胞になった時点で凍結保存することもあります。

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