乳がん検査に対するマンモグラフィーの効果は？
こんばんは！
今日は米国での乳がん検査の記事を。
米政府の医療機関（予防医療作業部会）が乳がん検査の早期発見に、40代に対するマンモグラフィー使用を勧めないと勧告がありました。
理由は「誤判定や過剰診断によるリスクと受診による利益を比較した場合、40代はリスクがほかの年齢層より高い」という誤判定や過剰診断などが多いためです。
同部会は2002年に40歳以上の女性に対して、隔年で同検診を受けるよう勧めていただけに、新たな見解の是非をめぐって議論が沸騰しています。
また部会はマンモグラフィーの効用を否定しているわけではなく、「50～74歳の女性は隔年で受けるべきだ」とも言っています。
ハーバード大学医 学部のコパンズ教授（放射線医学）はワシントン・ポスト紙に「マンモグラフィーは何万人もの命を救ってきた。ひどい勧告で非論理的だ」と批判していますが、今後どのような検査体制に米国はなるのでしょうか？
