インドのお菓子は甘いって本当?
こんにちは!
朝晩の空気もすっかり冷たくなって、冬の気配を感じるようになりましたね。
ここ銀座でも、厚手のコートやマフラーを身に着けた通行人の姿が目につくようになりました。
今年は新型インフルエンザ予防のためか、マスクをかけたひともよく見かけます。
先週あたりから、私の周りでもインフルエンザでダウンするひとが続出しています。
皆さんも、お気をつけくださいね!
さて、弊社のオフィスの近くには、おいしいベルギーワッフルのお店があり、通りかかると甘い香りに吊られてつい買ってしまうのですが、弊社が提携している病院があるインドにも、おいしいお菓子がたくさんあります。ココナッツ、マンゴー、ミルク、お米を使ったものなど、素材もいろいろです。しかしどのお菓子にも共通しているのは、インドのお菓子はとにかく甘い!ということ。インドの方のお宅にお邪魔すると、甘ーいお菓子がチャイと呼ばれるスパイスの入ったミルクティーと一緒に供されることが多いのですが、このミルクティーがまた甘いのです!近年日本では、健康志向から甘さ控えめのお菓子が人気があるようですが、インドでは砂糖たっぷりのお菓子、砂糖たっぷりのお茶が好まれます。
インドで甘いお菓子が好まれることの理由として挙げられるのは、インドカレーの辛さではないかと思います。「インド人は3食カレーを食べている」などとよく言われますが、実際インドのひとびとは、3食カレーを食べています!が、この言い方には語弊があるかもしれないので、ちょっと補足しますね。
「カレー」と言うと、私たちは日本のカレーライスのようなものを想像するのですが、インドのカレーは、食材に合わせて使うスパイスも違いますし、汁気の多いスープ状のものから、野菜のスパイス炒めのようなものまで、ヴァリエーションが豊富です。ですから、3食カレーとは言っても、同じものを食べているわけではないのです。日本ではスパイスで調理されたインドの料理を総称して「インドカレー」と呼ぶことが多いので、日本人から見たら「インド人は3食カレー」と言われているのではないかと思います(ちなみに、インドのひとびとは自分たちの食事をカレーとは呼びません。)
そしてインドのお料理には、レッドペッパーが使われているものが多く、中には相当辛いお料理もあります。そんな辛いお料理を頂いたあとだからこそ、ミルクや砂糖がたっぷり入った甘いお菓子と、同じく甘いチャイがおいしく感じられるのでしょう。
私の好きなインドのお菓子は、「バルフィー」という、ココナッツのお菓子です。ココナッツの香りとミルクの甘さが、辛いお料理のあとに頂くのにぴったりです。日本のインド料理屋さんにも置いているお店がありますので、見かけたらぜひ試してみてくださいね!