医師の格差社会によるグローバル化の兆し

こんにちは!
駅前では選挙の演説が頻繁に聞かれるようになり、いよいよ選挙が近づいているのだなー、と感じさせられますね。

今日は政策にも大いに関係のある、医師不足の問題です。
医師の不足と言っても、実際には医師数は増えているわけであり、要は、人気のある科や地域では何も困ることがないが、不人気の科や地域からは医師が逃げて行き、そこに空洞化が起こっていると言えます。

全国の医師数の推移


日本では産科や小児科だけではなく、外科医も減少しているという現実があります。
理由は長時間に及ぶ激しい労働と報酬がそれに見合わないためですが、このままでは日本では、外科や小児科は減少の一途になるということが問題になっています。

話は少し変わりますが、近年、海外からホームヘルパーを雇い入れるという流れが盛んになってきています。
これはまさしく国境のない雇用が行われているということですが、これから医療の現場でも同じ流れになることは間違いありません。

メディブリッジの3つ目のミッションは医療のグローバル化支援ですが、これはまさしく、今後起こりうることなのです。
海外では当然のように、他国からの優秀な医師や看護師を雇い入れております。
理由は腕が良いのであれば、国籍に関係なく、患者や病院に良い影響を与えるからです。

日本だけは、自分たちの医師としての地位を守るために、日本の医師免許がない医者は、例え技術は誰より良くても、日本で治療を行うことはできません。

しかし医師の格差が起き始めている今、この保守的な体制を見直さない限り、医師不足(医師の格差)は継続的に続いていくしかないのです。

外科医ピンチ 過酷勤務、伸びぬ報酬…若手離れ深刻
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090818-00000031-san-soci

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