面倒な基礎体温表だけれど。。。

おはようございます!
朝起きるとすぐに行わなければならないのが、基礎体温票の計測。
と言っても、これってすっごく面倒くさいものですよね。

でも、そう言う無かれ。
こつこつ基礎体温表をつけることによって、様々な女性の体の情報を知ることが出来るんです!

basal body temperature graph

  (1) 排卵日がわかる

排卵日は低温期から高温期に変わる日、もしくはその前後と推定されます。低温期から高温期に変わる日を体温陥落日と言いますが、その日には体温が急にがくんと下がることが多いです。

(2) 排卵の有無がわかる

低温期(低温相)と高温期(高温相)の2相性であれば、一応、排卵はあると推測出来ます。生理(月経)が毎月一定期間にあったとしても、低温期高温期のない1相性なら無排卵の可能性が高いようです(無排卵性月経といいます)。

(3) 生理(月経)の日がわかる。

28日周期でしたら、排卵日より14日後(プラスマイナス2日)が生理の初日と推測されます。

(4) 妊娠したかどうか

高温期からいつもなら低温期に変わるのに、そのまま高温期の場合(16日以上高温期が続く)でしたら、妊娠している可能性は高いです。ただし、持続黄体存続症といって妊娠していないのに、黄体が持続して、高温期が続くことがあります。どちらにせよ、高温期が続いたら、お医者さんで検診してくださいね。

妊娠を早期に診断することは、流産防止のためにも非常に大切なことですよ。

(5) PMS(月経前症候群)の時期

PMS(月経前症候群)とは、排卵後から月経が始まるまでの間(高温期)に起こる肉体的・精神的に起こる諸々の症状のことを言います。例をあげると身体的には、胸のはり・腰痛・肩こり・むくみ・便秘・下痢・頭痛・吹き出物・眠気・疲労感など。精神的には、イライラ・憂鬱・過食・無気力・集中力低下など。生理(月経)が起こると、PMSの症状は治まってしまうのがほとんどのようです。PMSは、高温期に起こることがわかっていますので、基礎体温を測っていれば、その時期を知ることが出来ます。

(6) 安全日と危険日

排卵日がわかるのですから、妊娠しやすい日がわかります。立場によってはその人「危険日」と意識する人もいることでしょう。

(7) 黄体の機能不全

高温期と低温期との温度差が0.3℃以下(高温期が全体的に低い)の場合、なおかつその期間が8日以下しか続かないようなケースは、黄体の働きが悪い可能性があります。

また、高温期が6日以内と短いときは、無排卵もしくは黄体機能不全のどちらの可能性が高い。もし3日以内しかない時は、無排卵の疑いが濃厚です。お医者さんでの検診をオススメします。

(8) 卵巣の機能不全

生理(月経)周期が35日以上と長く、低温期が2週間以上も続く時は、脳からの指令に反応する卵巣の代謝不良が考えられます。

(9) バストアップ用サプリメントを飲む時期

女性ホルモンによってバストが成長するのはご存じですよね。主な女性ホルモンとして「エストロゲン」と「プロゲステロン」があげられますますが、基礎体温を測ることによってこのふたつの女性ホルモンの分泌時期がわかります。その時期にあったサプリメントを飲む事が出来ます。

基礎体温票は幾つかのホームページから無料でゲットできますので、使ってみるのも良いかも知れませんね。
[例: ロリエのオリジナル基礎体温表]
http://www.kao.co.jp/laurier/original/index.html

 

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