新鮮胚と凍結胚(受精卵)の成功率の差異
おはようございます!
昨日は日食を東京でも確認しようとしましたが、天気が悪く残念でしたね。
さて、今日は新鮮胚と凍結胚との違いに関してご説明しようと思います。
ちなみに胚というと難しく聞こえますが、簡単に言えば受精卵のことです。
体外受精を行う上で、排卵誘発剤を使用し、幾つもの卵子を採卵することができる場合が多くありますね。
採卵後に精子と受精させ、受精卵となったものを子宮に着床するのですが(ここで使用するのが新鮮胚と言い、凍結せずそのまま使用する胚のことです)、もし数が多くて余った受精卵は余剰胚と言い、凍結することがあります。
余剰胚を凍結することにより、もし新鮮胚で上手く妊娠しなかった場合、凍結胚を使用するような流れになるのです。
ただ新鮮胚と凍結胚では妊娠する成功率が異なります。
新鮮胚 - 45%~55%
凍結胚 - 35%~45%
※この成功率は平均値であり、人によって数値の違いはでてきます。
このような成功率を考慮した上で、体外受精に望む方がより性格に判断できると思われます。