インドの代理母と会って (インドの代理出産事情シリーズ Vol.2)
今日は「インドの代理出産事情シリーズ」第2回。
インドの代理母に関してです。
まず弊社がインドでの代理出産プログラムをスタートする上で、何より重要視することがありました。
それは、インドの女性が本当に幸せに代理母を行っているのか。奴隷のように扱われていないか。強制的に行わされていないか、いうことです。
弊社のミッションの2番目は「途上国の雇用促進」とあります。
このことからもあるように、大切なことはインドの代理母を利用するのではなく、幸せになってもらなくてはなりません。
基本は、Win-Wink関係です。
日本のご依頼されたクライアントだけが赤ちゃんを授かり幸せになるのではなく、インドの代理母が満足感があり、幸せになっていなければならないのです。
私はその部分を確認するため、何人もの代理母とお会いし実情を見て、聞いてきました。
代理母は赤ちゃんを身ごもると、大半は綺麗な大きい一軒家などで共同生活します。
そこでは家政婦が何人もおり、代理母たちは掃除も洗濯もする必要がありません。料理は調理師により栄養管理された物を食べるようなシステムです。
代理母たちが共同生活している間、彼女達の家族にも出張家政婦が訪れ、それぞれの家庭で料理や掃除を行うシステムになっています。
また代理母のお子さんが幼い場合などは、代理母は共同生活せずに、自宅で家政婦やベビーシッターの世話になる場合もあります。
代理母たちとお会いしわかったことは彼女たちは強制ではなく、進んで代理母を引き受けたこと。
そしてお腹に赤ん坊がいる間も幸せに過ごしており、代理母が終わった際にまた行いたいという意見が多かったことです。
(3度まで行うことができるルールが多いです。この部分はアメリカと似ています)
それを知って、これは「犠牲」などでは全くなく、「雇用」としての側面がとても大きいと認識し、弊社はインドでの代理出産プログラムを始めました。
代理母に関しては書くことが多いですので、次回は「インドの代理母の実情」というタイトルで日をおいて書いていこうと思います。