血液や骨などの生命の源を作ってくれる栄養素ですが、現代の社会では不足しがち。
サプリメントで必要な栄養素を補いながら妊娠しやすい体作りの為にコンディションを整えましょう。

自分の体調や気分を把握していますか?
ビタミンやミネラルなどの栄養素は、私たちが健康に暮らしていくために不可欠です。
そのため、栄養素が不足すると「疲れやすい」「風邪をひきやすい」「寝つきがわるい」などの不快症状を引き起こす原因になってしまうのです。

それ以外にも生体機能そのものの乱れも生じ、ホルモンの分泌やバランスを悪化させてしまうこともあります。
そのため、不妊症も栄養不足が引き起こす症状の一つであるとも考えられています。
生殖機能のリズムを正し、妊娠しやすい体質にする為には、栄養バランスを整えることが大切です。

サプリメントの必要性と効果

症状別のサプリメントにはどのようなものがあるのでしょうか?

  • 野菜不足
    ビタミンA、葉酸、ビタミンC、ビタミンE、マグネシウム
  • 乾燥肌
    ナイアシン、ビタミンC、ビタミンE
  • ストレス
    葉酸、ビタミンC、ビタミンE、
  • 手足の冷え
    ナイアシン、ビタミンC、ビタミンE、ビオチン、亜鉛

上記の症状や習慣に当てはまる方は、自分の体に不足している栄養素を知り、すばやく補ってあげることが重要です。

また、ビタミンやミネラルなどの栄養には細胞の若さを保ち、ホルモンを活性化させるなどの働きがあります。
もしこれらの栄養素が不足すると、体内は酸化しさびつき、全身の機能が老化してしまいます。
その結果、血液循環が悪くなりホルモン分泌も衰えがちになり、妊娠が難しくなってしまう場合もあります。

食事だけで必要な栄養素を摂取できない時には、サプリメントで補うことをお勧めします。
栄養が体内にまんべんなく行き届けば、コンディションが整えられ、健康な体を維持することができます。
同時に、妊娠に必要なホルモンも十分作れるようになることで、生殖機能の活性化も期待できます。

サプリメントは不足しがちな栄養を手軽に摂取できるものとして最適ですが、摂取量は年齢や体質によって多少異なる場合もあります。
また、ビタミンA・D・E・Cは食後に摂取することで、食べ物に含まれる油分が栄養素の吸収を助けてくれ、効率よく取り入れることが出来ます。

必要な栄養素は野菜・魚・肉などのバランスのよい食事で取り入れるのが基本です。
サプリメントはあくまで補助食品ですので、1日の摂取量の上限や説明書に記載されている量を守り、上手に利用したいですね。