特定生殖補助医療法案について ~ドナーの方々の想い~

先日も伝えしましたが、特定生殖補助医療法案の議論が進み、たたき台が出来ているとの報道が盛んにおこなわれています。

我々も大いに関心を持って行方を見守っているところです。

生殖におけるルールについて何が正解があるのか、誰が正否を判断するのかについては、世論という大きな力添えが必要という事は、私たちも感じています。
今回は日本産婦人科学会もパブリックコメントを募集するなど、世論の吸収、構築に腐心しているように見えています。
医療現場の方々からのもののみでなく、配偶子提供を受けた方、これから受けたい方々からの意見も多く寄せられた様子が、WEB上で読むことが出来ます。

一方で、配偶子提供においてもう一方の当事者となる提供者(ドナー)の想いや意見が聞かれる機会はあったのか・・・?という疑問を、私たちは持っています。

メディブリッジでは現在、卵子ドナーの方々に今回の特定生殖補助医療法案に関連するアンケート調査を行っています。

・謝礼や休業補償の有無は提供の決意に影響するのか?
・出自を知る権利について、どの程度自分の情報を明かしてよいと考えているか?
等です。

多くのドナーの方々が回答を下さっています。
ご協力いただいた内容を、法案検討の委員の方々にもお伝えしたいと考えております。

ドナーの皆様、ご協力の程、宜しく御願いいたします。
ありがとうございます!

卵子提供プログラム・代理出産プログラム・着床前診断プログラム・受精卵養子縁組プログラム(使用予定のない受精卵を譲り受けるプログラム)についてのお問合せは、メディブリッジまでお気軽にお問い合わせください。

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