ウクライナの現状
みなさんこんにちは。東京では6日間連続でコロナウイルスに感染した方が50人以上確認されています。深夜営業をする飲食店の従業員の方など、若い方の感染が多くなっているようですので、みなさま、引き続きどうかお気をつけてお過ごしください。
さて、弊社の代理出産プログラムを行っている国のひとつにウクライナがありますが、このウクライナでも日本と同様にコロナウィルスの感染は拡大しています。
日本は7月1日時点で、18,723名の方の感染が確認されており、このうち974名の方が亡くなられる一方で(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html)、ウクライナでは7月1日時点で、44,998名の方がコロナウィルスの感染が判明して、そのうち1,173名の方が亡くなっておられ(https://covid19.gov.ua/en)。
日本の人口は約1億23百万人。一方のウクライナの人口約44百万人です。
人口数と罹患者数だけを見ると、ウクライナのコロナウィルスは日本より感染拡大となっていますが、ここはやはり、ウクライナは日本のように島国ではなく、完全に国を隔離するのに難しいところがあり、また、国民性の違いもあるのだろうなと感じます。
コロナの感染状況は上に記載した通りですが、日本では、ウクライナの国民性などをはじめ、ウクライナのことはほとんどといってよいほど知られていません。
折角ですので、この機会に今後数回に分けて、ウクライナについて少し深堀していきたいと思います。
折角ですので、この機会に今後数回に分けて、ウクライナについて少し深堀していきたいと思います。
本日はまず、ウクライナの入国規制についてご紹介します。
ウクライナでは、日本と同様に、コロナ感染拡大を水際で阻止するために外国人の入国規制がなされていました。
この規制は、入国後、14日間の自己隔離です。
入国を拒否されるわけではないのですが、入国後、14日間の自己隔離をせねばならず、そもそもウクライナ行のフライトがほぼない状態が継続していましたため、陸路以外は事実上誰も入国することができませんでした。
ですがこのたび、EU諸国の国際便就航再開を受け、先日中旬以降にウクライナでは入国規制が緩和されています。
この緩和では、どの国からの渡航者であるかがポイントになります。
つまりどういうことかというと、感染拡大が著しい国からの渡航者か、そうでない国からかで規制は異なります。
・感染拡大が著しくない国:新型コロナウイルス感染症の治療及び隔離措置をカバーする保険への加入とその証明書の携行と提示が必要
・感染拡大が著しい国:14日間の隔離措置の義務及び隔離者用アプリ「Дій вдома」のインストールが必要
日本は、感染拡大が著しくない国とされていますため、入国審査において保険契約を証明できる書類を提示できれば問題なく入国できます。
この書類は日本語であっても問題なく入国できます。
1週間ほど前にウクライナにお見えになった方のお話しによれば、その方はドイツのフランクフルトを経由されてキエフ入りされたそうなのですが、中継空港のフランクフルトの方が、空港ターミナル間の移動でも手荷物のスキャンを受ける必要があり大変だったそうです。
ターミナル間を移動するだけでも複数回の手荷物のスキャン、そして都度都度、何しに来たんだなどと詰問を受け厳しかったけど、ボルィースピリ空港ではパスポートと保険証券を提示してすんなり入国できました意外でしたと申されていました。
ドイツではアジア人系を見るとこのラインだと誘導されたりしましたんですが、ウクライナはそんなこともなくスムーズでしたなどとも申されていました。
上にも書きましたが、国民性なのでしょうかね。不思議なものですね。
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