内診所見による子宮内膜症の分類
みなさんこんにちは。先週末、伊豆に上陸した台風が関東東北と通過しました。報道によると各地に甚大な被害が生じているとのことですが、皆様ご無事でしょうか。
子宮内膜の組織が何かしらの原因で子宮腔内以外の組織や臓器に発生する病態を子宮内膜症と呼ばれています。例えば、子宮内膜組織が卵巣にできた場合はチョコレート嚢胞、子宮の筋層にできた場合は子宮腺筋症と呼ばれています。
子宮内膜症は内診所見によるBeecham分類で重症度が分類されています。程度により症状と治療法が異なり、まとめますと以下の通りです。
第1期:微小病変
・骨盤内蔵器・漿膜面に1~2mmの子宮内膜組織が存在する状態。開腹手術や腹腔鏡でしか発見できない
・自然妊娠も期待できるものの、赴任期間が長期になれば必要に応じて薬物療法をする
第2期:軽症
・子宮周辺の組織や卵巣に子宮内膜組織のしこりがある状態
・薬物療法と服強化検査のうえで必要な治療をすすめるそうです
・卵管采に子宮内膜組織あると手術が必要になる場合もあるとされています
第3期:中等症
・卵巣が正常の2倍以上に腫大。子宮周辺組織、直腸などに癒着があって子宮の移動性が制限されている状態
・卵管が閉塞している場合でも体外受精と胚移植で妊娠が期待できるとされています
第4期:重症
・ダグラス窩が閉塞。骨盤内臓器が癒着してひと塊になっている状態
・卵巣の病変が強い場合は卵胞発育が悪く十分な数の良好な卵子が得られないことがあるそうです
・ただ、重度の子宮内膜症で生殖補助医療で十分に妊娠できるといわれています
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