ピルの種類
みなさんこんにちは。今日の東京は快晴で夏を感じる一日です。
さて、今回は前回の続きでピルについて整理いたします。
ピルは含まれるホルモン量によって「低用量ピル」「中用量ピル」「高用量ピル」と3種類に分類されます。それぞれ特徴は以下の通りです。
(1)低用量ピル
- ピルと呼ばれるものは低用量ピルを指す
- 生理日のコントロール、避妊、生理痛や生理不順の改善を目的に用いられる
- エストロゲン(卵胞ホルモン)が0.03mg~0.05mg未満
- 黄体ホルモンと卵胞ホルモンに配合割合にさらに3種類に分類される
- ①1相性、配合が全て均一(マーベロン、オーソMなど)
- ②2相性、ホルモン成分が2段階に変化(エリオット、オイレズなど)
- ③3相性、ホルモン成分が3段階に変化(オーソ777、トライディオール、トリキュラー、リビアン、アンジュなど)
(2)中用量ピル
- 中用量ピルは、基本的にエストロゲンが0.05mg以上
- 主に病気の治療に用いられる
- 代表的なものは、プラノバール、ビホープA、ソフィアC、ルテジオンなど
- エストロゲンが0.035mgかつプロゲステロンが1.0mgのものや、エストロゲンが0.02mgかつプロゲステロンが1.0mgのものも中用量ピルと分類されることがある
(3)高用量ピル
- プロゲステロンの量が2mg以上
- アフターピルとも呼ばれる
- 緊急避妊やホルモン異常による女性器系疾患の治療に使われる。
- ホルモン量が多くその分副作用が強い
上記は配合されているホルモン量による分類です。
このほか、ピルは配合されているプロゲステロンの種類により分類されることもあります。これについては次回以降ご案内いたします。
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