染色体異常
女性の年齢が高くなると卵子に染色体異常が起きる確率と割合は高くなります。その結果、受精しない、着床しない、早期に流産してしまうといった事が起きます。
ここで疑問になってくるのは、ではなぜ年齢が高くなると染色体異常が生じやすくなるのかといった事だと思いますが、どのようにして染色体に異常が生じるのかとした理由ははっきりしていないようです。したがって、我々は具体的対処ができず年齢が高くなると染色体異常が生じやすくなるという事実を受け入れることしかできません。
卵子だけではなくもちろん精子にも染色体異常は生じます。こちらも年齢が高くなると異常となる割合と確率は高くなります。染色体に異常をもつ卵子、精子が受精すると受精卵はその異常を引き継ぐリスクを抱えながら成長してゆくわけです。
もちろん、引き継いでしまった染色体異常により細胞分裂することもなく成長しない胚もあるわけです。結果、着床できない、早期に流産してしまうこともおきます。また、ダウン症胎児等、染色体異常による影響も出てきます。
日本では染色体異常に対して羊水検査、絨毛検査、新型出生前検査など各種検査で胎児の染色体を調べることができます。ただし、結果がわかっても大変重い決断をしないといけません。諦めるか受け入れるか。
染色体異常を胚移植前に調べる方法として着床前診断がありますが、その実施は日本では一部例外を除いて実施することができません。
弊社メディブリッジの各種プログラムでは、海外で、着床前診断を実施することが可能です。ご検討中の方は以下リンクよりお問い合わせください。
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