着床前診断
近頃、着床前診断という言葉が少しずつ世間に浸透してきています。
着床前診断は、それが初めて公表されたのは1990年のことで、英国の総合学術雑誌に世界初として公表されたものがはじまりです。当初の目的は性別判定によって伴性遺伝疾患を回避する目的で実施されたものでしたが、最近では遺伝疾患回避の目的で実施される着床前診断は、性別ではなく遺伝子の変異そのものを調べることが多くなってきています。
また、着床前診断によって、体外受精の着床率をあげたり、染色体異常を原因とする流産の回避が可能であることも判明していて、流産予防や産み分けを目的とする着床前診断が多くの国で多数実施されています。
たとえば、米国では着床前診断を規制する連邦法がなく、男女産み分けも含めて着床前診断は自由に行われています。また、イギリスやフランスでは遺伝子疾患や染色体異常を回避する目的の着床前診断が認められています。
日本国内においては、着床前診断を規制する法はなく、一部の産婦人科で一定の条件を満たす場合のみにしか認められておらず非常に限定的です。
弊社メディブリッジの卵子提供プログラムでは、国内で制限されている着床前診断を行うことができ、着床前診断では染色体異常の有無、性別など移植前に調べることができます。ご検討中の方はまずお問い合わせ頂ければ弊社スタッフが詳しくご案内致します。
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