18回の流産と不妊治療を乗り越え、48歳女性が初出産(英)
16年にわたり不妊治療を行い18回もの流産を経験した女性が、47歳にして念願の我が子を授かった。
『The Sun』『Mirror』、『Storytrender』などが伝えている。
英ウィルトシャー州スウィンドンに暮らす女性、ルイーズ・ウォーンフォードさん(49歳)が運命の相手マークさん(55歳)と出会ったのは1999年のことだった。
ルイーズさんとマークさんは2人の間の子供を強く望んだ。
しかし過去のパートナーとの間に子供がいたマークさんは精管切除を受けており、ルイーズさんは他の妊娠手段を見つけなければならなかった。ルイーズさんはマークさんと不妊治療の専門家を訪ねたところ、人為的に採取した精液を子宮内に直接注入する人工授精を勧められた。
そこで精子ドナーを見つけて妊娠したものの、14週目ぐらいで流産してしまうという悲劇に何度も見舞われた。その後、卵子ドナーを使ってIVF(体外受精)治療を受けたが、再び流産を繰り返した。
これまでの不妊治療の間で18回も流産を経験したルイーズさんは、2010年には「もうこの辛さには耐えられない」と妊娠を諦めかけたという。
「毎回、妊娠がわかると『今度こそ家族を持つことができる』と希望を持つのですが、流産が続いてしまい、子供を失うたびに涙が止まりませんでした。」
その後、ルイーズさんとマークさんはロンドン南西部サリー州エプソムにある不妊治療クリニック
「Centre for Reproductive Immunology and Pregnancy」の創設者であり理事であるハッサン・シーハタ専門医に出会った。
ルイーズさんは、これまで長年不妊治療を続けてきたが18回も流産したこと、気持ちが辛くもう耐えられそうにないことなど全てを打ち明けた。
シーハタ医師がルイーズさんを検査したところ、体が胎芽を破壊してしまう「ナチュラルキラー(NK)細胞」を持っていることが判明した。
通常、リンパ球の一種であるこの細胞は、自己免疫の主要因子としてウイルス感染や腫瘍細胞の拒絶に重要な役割を果たすのだが、ルイーズさんのように体内でこの細胞が胎芽を異物とみなしてしまうと攻撃し、流産を引き起こしてしまうことになるという。
シーハタ医師は「もう一度だけトライしてみては」と2人を励ましたが、ルイーズさんはそれから4年間は不妊治療を行う気になれなかった。
しかし子供が欲しいと思う気持ちはルイーズさんから消えることはなかった。47歳になってマークさんに「私が50歳になるまでに治療をしなければ」と話し、その後は2人でシーハタ医師のもとを再び訪れ「最後の挑戦をしたい」と伝えた。
だがイギリスのクリニックでは年を取り過ぎていて卵子ドナーを見つけるのが困難だったことから、ルイーズさんはチェコの首都プラハに飛び、Gynemクリニックから受精胚を寄付してもらい不妊治療を試みたところ、妊娠した。
2016年6月、ルイーズさんは48歳で第1子となるウィリアム君を出産した。
ウィリアム君を妊娠中にルイーズさんの胎盤に問題があることがわかり、37週目で帝王切開でのお産となった。
「無事に生まれるまでに、お腹の子をまた失ってしまうのではという恐怖に何度も襲われて、妊娠生活を楽しむことはできませんでした。
でも、念願の子供に恵まれたことでこれまでの辛い流産の経験も、80,000ポンド(約1,200万円)という高額な費用がかかったIVF治療も、全て価値あることだと思えます。長い間、私たちはただ子供を授かることを願って、ほとんど外出もせずにひたすら不妊治療のための費用を貯金してきました。
人生で最も辛い時期でしたが、今は家族が揃ってとても幸せです。」
とても素敵なお話ですね。
弊社の卵子提供プログラムを経てお子様を授かった方々もきっと同じ気持ちであるかと思います。
皆様に赤ちゃんを抱っこしてもらえるように、弊社ではサポートをさせていただいております。
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