日本でも子宮移植ができる日が!
こんにちは!
抜けるような冬の空が広がった今日の東京ですが、今夜から今期最大の寒波がやってくるそうです。
暖かくしてお過ごしください。
ビックニュースです。
とうとう日本でも子宮移植が実現できる可能性が出てきました。
慶応大学のチームがが2017年内に学内の倫理委員会に申請する方針であることが判明したとの事です。
海外では出産例もあるが、国内で実施されれば初めて。
子宮移植は赤ちゃんを得ることが目的で、心臓や肝臓の移植のように本人の生命維持のためではない。
このため、倫理委員会や関連学会の承認を得て、先天的に子宮がない「ロキタンスキー症候群」という病気の女性を対象に3年間で5人に移植する計画だ。子宮は母親など親族から提供を受ける。将来は子宮頸(けい)がんなどで子宮を失った人も対象になる可能性がある。
読売新聞 1/9(月) 6:06配信
「ロキタンスキーー症候群」という疾患をご存知でしょうか。
生まれつき子宮がない疾患で、日本産婦人科学会の説明によれば、出生女児5,000人に 1 人の割合で発生する比較的まれな疾患であり,胎生期のミュ.ラー管の分化異常により起こるとされるが,その正確な原因はいまだ不明との事です。
通常卵巣はありますので、採卵は可能です。
しかしご自身で妊娠、出産をすることが出来ないため、弊社では代理出産のプログラムでサポートしてい参りました。
2014年にスウエーデンで世界で初めて、子宮移植を受けた女性が健康な男児を出産たとのニュースの接し、目から鱗の素晴らしい発想と技術だと感心すると同時に、世界でもトップレベルの医療、不妊(ではないけれど)治療技術を誇る日本において、何故このような方々に助けの手が差し伸べられないのかと、じれったく思いました。
学内には倫理的に問題視する向きもあるようです。
倫理問題をおざなりにしていいと、考えているわけではありませんが、その技術で救われる方がいる事も忘れて欲しくはありません。