漢方治療って?
こんにちは。
梅雨の季節、過ごしにくい日が続いていますね。
今日は、漢方治療についてお話をさせていただきます。
「漢方」にはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
効き目や、治療費など気になることが多いですよね。
漢方薬は保険適用で処方を受けることもでき、手軽に始められます。
本日はいくつか代表的な漢方薬の種類をご紹介させて頂きます。
★当帰苛薬散(トウキシャクヤクサン)★
冷えやむくみの改善、めまいや貧血にも効果があるといわれ、体内のホルモンバランスを整え
良い状態に導いてくれます。妊娠前に生殖機能を整えることで妊娠しやすい体になる手助け
になることに加えて、妊娠後の悪阻の軽減、流産の予防などにも効果があるそうです。
★加味這遥散(カミショウヨウサン)★
冷えやめまい、動悸などに効果があることと、女性ホルモンの変動による精神不安や
月経不順等を改善することも期待できるそうです。加味這遥散は、特に神経の高ぶりを
抑え、イライラを軽減したり更年期障害にも用いられます。
★温経湯(ウンケイトウ)★
名前からイメージ出来るように、特に冷えを改善する効果があります。
下半身(女性の生殖機能)が冷え、上半身に熱を持つ(唇が乾燥する)といった状態の改善に
効き目があるようです。
現在投薬治療を受けられている方は、担当の先生と相談をしながら、進めていくことが重要です。
漢方薬に限らず、お薬は毎日服用が必要なことも多いと思います。
ご自身の体にあった治療を受けたいですね。