子宮頸がんワクチン、冷蔵不要の新タイプ開発

こんにちは!
今日から三連休の方も多いと思います。
三連休の最後の月曜は天気が崩れるところも多いようです。
風邪を引かないように温かくしてお出かけくださいね。

さて日本でも中高生に義務化された子宮頸がんワクチンですが、冷蔵不要のタイプの新しいワクチンが開発されたそうです。

子宮頸がんワクチン_代理出産

「ヒトパピローマウイルス」に扱いやすいワクチン、冷蔵を不要に、子宮頸がん予防をより身近に

子宮頸がんを起こすヒトヒトパピローマウイルス(HPV)に新しいワクチンが出てきているようだ。
新しいワクチンを開発した。
ドイツがん研究センターの研究グループがキャンサー・プリベンション・リサーチ誌のオンライン版に2015年10月号に報告した。
研究グループによると、従来、VLP型のワクチンが使われてきたと説明する。VLP型のワクチンは生産コストが高い上に、冷蔵輸送を必要とするので、子宮頸がん死亡数が全世界の85%を占める途上国で使いにくかった。
研究グループは、新しいタイプのウイルスの持っているL2というタンパク質を利用したワクチンの効果があると注目。
「Trx-L2」というタイプのワクチンの実用性について検討している。

幅広いウイルスに効果、冷蔵も不要

ここから新しいTrx-L2というタイプのワクチンが幅広いウイルスに効果があると確認。
冷蔵輸送を必要とせずに安定的に使えると分かった。
今後、第2世代のワクチンとして、国際的に通用するようになる可能性があるようだ。

文献情報

Seitz H et al. Robust in vitro and in vivo neutralization against multiple high-risk HPV types induced by a thermostable thioredoxin-L2 vaccine. Cancer Prev Res (Phila). 2015;8:932-41.

ヒトパピローマウィルスが原因となる子宮頸がんは、ワクチンで予防が可能ですが、進行すると子宮摘出といった処置が必要になる場合もあります。弊社でご提供している代理出産プログラムでも、子宮頸がんにより子宮摘出されたクライアント様が代理出産でお子さんを授かったケースがありますが、早い時期にワクチンを受ければ、防げる病気でもあります。
新ワクチンは幅広いウィルスに対応しているとのことですから、日本でも有用かもしれませんね。

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