不妊治療の限界は何歳?

こんにちは!
10月も明日で終わりですね。明日はハロウィン、各地でパレードがあるようです。
最近は日本でも、すっかりハロウィンイベントが定着しましたね。
そろそろ寒い時期なので、仮装する方も温かい仮装をしてくださいね。

halloween_卵子提供

さて、不妊治療を続けている患者にとって、子どもを授かることが最大の目的なのは言うまでもありません。
しかし、治療を始めてすぐに妊娠に至るケースもあれば、何年も治療を続けてもうまくいかないこともあります。うまくいかないケースには様々な原因が考えられますが、最も多いのは、年齢の影響による卵巣機能の低下です。

ご存知の通り、日本では女性の社会進出が進みましたが、女性の社会進出を支えるための社会的な支援は不足しているのが現状です。女性がキャリアと家庭を両立するには、まだまだ困難が伴うのが日本社会の実情です。キャリアを選んだ結果、出産時期が遅くなり、40代になって出産を考える方も少なくありません。
しかし、40代から治療をスタートするのは、妊娠力の観点から言うと、かなり遅いスタートです。

卵巣機能には個人差がありますから、40代から治療をスタートして妊娠に至る方ももちろんいらっしゃいます。でも残念ながら、なかなかうまく行かない、というケースが増えて来るのは事実です。生殖医療の分野では「妊孕性」という言葉が使われますが、これは平たく言うと、「妊娠しやすさ」のことです。

女性の妊孕性は、30歳を超えたころから低下しはじめ、40代に入る頃には低下の一途を辿ります。
弊社にご相談に来られる方の治療歴を伺うと、妊孕性が低下しつつある頃に治療を開始するケースが残念ながらもっとも多いのです。40代に入ってから不妊治療を開始し、月経があるうちは妊娠できる可能性を信じて、体外受精を何年も繰り返すケースも少なくありません。現在国内で自己卵子による体外受精で出産した方の最高齢は49歳(妊娠確認は48歳)とされていますが、この年齢での妊娠は、奇跡のようなものです。ほとんどの場合、40代前半までに妊娠しなければ、それ以降の治療はあまり意味がありません。
体外受精を数回試してうまく行かない場合、ホルモン値、AMH値等から、どの程度のポテンシャルが残されているのか、医師の意見を聞き、体外受精をいつまで続けるのか、冷静に判断することも、必要かもしれません。

自己卵子での治療の限界を感じた方にとって、弊社でご紹介している卵子提供プログラムは大変有効な方法です。妊娠、出産による母体の身体的負担を考えると、体力があるうちに出産をすることも大切です。
卵子提供を検討されている方、ぜひお気軽に弊社までお問合せください。

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