福島県、男性不妊治療へ独自の助成制度開始
春の気配を感じたのもつかの間、東京は昨日から気温が下がり、風が冷たい日が続いております。
さて、福島県からも、男性不妊に対する独自の助成制度を設ける、というニュースが発表されました。
福島県では、平成16年から特定不妊治療に対しての助成金制度を設けており、一回の治療につき最大で15万円の支給が可能としているそうで、一回につき15万円という助成の金額は、他県と比べても高額に思います。
福島県は、これまでの助成金制度にプラスして、平成27年度からさらに男性不妊の治療に対しても助成の幅を広げることを発表しました。
https://www.minpo.jp/news/detail/2015032321691
男性を対象にした県の助成制度は、手術を伴う男性不妊治療に1回当たり10万円を援助する。全国でも早い段階での実施となる。福島医大が新たな男性不妊症治療や治療法の開発に乗り出しているだけに、成果を期待したい。
男女とも妊娠・出産には適した年齢がある。一般的には年齢が高くなれば妊娠しにくくなるといわれる。国の5年前の出生動向基本調査によると、約6組に1組が不妊の検査や治療を経験していた。
福島県での近年の助成金利用者数は、初年度に比べると約5倍に増えているそうです。不妊の原因は様々ですが、色々な方面からの支援を受けて、もっと積極的に治療に取り組めるような環境が増えていくと良いですね。