AMHとは?

こんにちは!
暑い日が続いておりますが、皆様はたっぷり水分補給をしていますか。

3 hearts

さて、本日はAMH(アンチミューラリアンホルモン)についてお話したいと思います。英語ではAnti-Mullerian Hormone、抗ミュラー管ホルモンともいい、発育段階の卵胞から分泌されるホルモンです。

AMHを測る検査は近年注目されているホルモン検査の一つで、卵巣内に残っている卵の数を示します。男性の場合、いつも精子は新しく作られます。一方、女性の卵巣では卵子は新しく作られておらず、生まれる前に作られた卵子が保存されています。AMH値は25歳~30歳をピークに、年齢とともに減っていくと言われています。

AMH値が低いと、自然排卵が起こりにくいこともあり、また不妊治療を受ける際に排卵誘発に反応しないこともあります。卵胞が発育しないため、タイミング療法や人工授精、体外受精の治療がうまくいかないという可能性が増えます。事前に卵巣の反応性を知っておけば,それに適合した排卵誘発方法を採用することが出来ます。

AMH値を知ることによって、妊娠できるかどうかだけではなく、ご自身に合った不妊治療を選択するにも役立ちと言われています。また、AMHは他のホルモンと違い、月経周期と関係なくいつ測ってもよい血液検査です。

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