卵巣過剰刺激症候群(OHSS)とは?

こんにちは。

今日は天気が良くて気持ちがいいですね!

chosinki 0617

今回は卵巣過剰刺激症候群(OHSS)についてお話したいと思います。

卵巣過剰刺激症候群は排卵誘発剤の使用によって、卵巣が大きくなり、そこに腹水がたまる病気です。
OHSS(Ovarian Hyperstimulation Syndrome)とも呼ばれています。

排卵誘発剤の中でも、HMG-HCG(ゴナドトロピン)などの投与によって卵巣が過剰に刺激を受けた場合に起きることが多く、クロミフェン製剤を使用した場合に発症する事は稀です。

OHSSにかかりやすい人としては、多嚢胞性卵巣症候群や、それに近いホルモン状態(男性ホルモンが高値)の方です。
多嚢胞性卵巣症候群のHMG-HGC療法ではOHSSや多胎妊娠の発症頻度が高いといわれ、いったん重度のOHSSを経験すると同じような治療を受けられなくなる事もあります。

自覚症状としては、まず満腹感から始まり、実際におなかが膨らんできます。
症状が進むと、体重が増加したり、呼吸困難、嘔吐、尿の量が減ってくるなどの症状が表れてきます。

排卵誘発剤を使用したり、体外受精を行った後でこのような症状が出た場合は、すぐに病院で診てもらう事が大切です。

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