生理周期とホルモンバランス
温かい日が続き、桜の開花予測も3月下旬~4月上旬にかけてですね。
そろそろお花見の計画を立てたいものです。
さて、本日は、基本的な「生理周期とホルモンバランス」についてお話したいと思います。
女性の体の仕組みやサイクルは知ることは、妊娠のメカニズムが見えてくるだけではなく、ご夫妻一緒に女性の体を知ることが大切な事かなと思います。
月経とは?
子宮の内側は、子宮内膜というものでおおわれています。
月経の周期に応じて、子宮内膜はだんだんと厚くなっていきます。(通常、着床には一定の内膜の厚さが必要であると言われています)
着床が行われなかった場合、この子宮内膜が剥がれ落ちたものが月経のときにでる血液です。
順調な月経周期(生理周期)とは?
月経がはじまった日から、次の月経がはじまる前日までを月経周期(生理周期)と呼びます。通常、生理周期が「24日以内」または、「39日以上」の場合は生理不順とみなされます。
生理不順の主な原因とは?
原因は体(卵巣、子宮)のどこかに障害がある場合と、「過度なストレス」や「精神的」な原因、そしてダイエットによる「体重の減少」、アンバランスな「食生活」などです。
厳しい寒さが続く最近は、体が冷えると、血流や自律神経に障害が起きてしまい、体内のバランスが乱れ、生理不順を招いてしまう事もあります。
生理不順は女性ホルモンがアンバランスな状態です。
生理不順をそのままにしてしまうということは、受精や赤ちゃんを育てるための子宮内部の環境が最適な状態に保たれないということになりますので、赤ちゃんを授かりにくい体になってしまうのです。
また、何かしらの病気が理由で生理不順になっている場合もありますので、「大したことない」と安易に考るより、医師と相談して安心して治療に取り組みたいですね。