都道府県初!! 男性不妊治療助成制度
男性の不妊治療 三重県が助成金 26年度から、都道府県初
三重県は、精巣内から精子を取り出す男性特有の不妊治療を対象とした新たな助成制度を平成26年度から始める方針を固めた。
不妊の原因は半数のケースで男性側にあるとされ、県によると、男性の不妊治療に特化した助成制度は都道府県では初めて。
県は「女性だけでなく、男性も治療に参加しやすい環境づくりの一環だ」としている。
国の制度は、保険適用外の「特定不妊治療」を受ける年間所得730万円未満の夫婦に対し、1回あたり最大15万円(5年間で通算10回まで)を都道府県と折半して補助している。
三重県の場合、このうち所得400万円未満の夫婦については、さらに最大10万円を県と市町で折半して上乗せする制度を導入している。
県は26年度から、これらの夫婦を対象に、夫が無精子症などで精巣から精子を取り出す治療を受けた場合に限り、最大で5万円を市町とともに助成。担当者は「保険が適用されないため治療費が高額となることに配慮した対応だ」と話す。
不妊の原因は女性側にあるとは限りません。
男性にも治療しやすい環境を提供する事が必要です。
日本を始めとした先進国では晩婚化の傾向にあり、その結果、不妊に悩む夫婦も増えてきています。
国の制度によって経済的にも男女ともにもっと不妊治療に専念しやすい環境作りが整っていくとを期待します。