子宮移植の最新ニュース
こんにちは。
強い寒気が入り込んできていて、とても寒いですね。
風邪など引かないように、防寒対策を万全にして過ごしましょう。
さて、今日は子宮移植についてのニュースです。
AP通信は13日、スウェーデンのイエーテボリ大の医師らが出産を望む女性9人への子宮移植手術に成功したと報じた。提供したのは母親など生存している親族ら。9人は生まれつき子宮がないか、がんのために切除。近く妊娠を試みるという。出産目的の生体子宮移植を容認すべきか、倫理上の議論も呼びそうだ。
子宮移植はサウジアラビアとトルコで行われたが、出産例はない。トルコの例では妊娠8週の検査で胎児の心音が確認できず、昨年5月に人工中絶していた。
APによると、今回の9人には卵巣があり、手術の前に一部の卵子を取り出した。移植した子宮は卵管につないでおらず、自然に妊娠ができないため、取り出した卵子を試験管内で人工授精させ、移植した子宮に移す計画。当初、一定の拒否反応や感染が見られた例もあったが、経過は順調で全員が数日内に退院、子宮の状態も良好としている。
手術は2012年9月以降に順次実施。うち2件は世界初の母から娘への子宮移植として発表された。
現在は、生まれつき子宮が機能していない、あるいは病気で子宮摘出した患者が自身の遺伝子を持つ子どもを望む場合、第三者が代わって出産する代理出産という方法しかありません。
こういった治療方法が広まれば、患者には新たな可能性が生まれます。
手術が成功して、近い将来にまた手術を受けられた方の妊娠・出産ニュースを聞きたいですね。