排卵障害による不妊原因について①

おはようごいます。
とうとう8月も折り返し地点ですね。
慌ただしいお盆休みもそろそろ終わるころで、来週からいつもの生活に戻る方も多いのでは?
今週末はゆっりく休んで、来週からも頑張りましょうね!

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さて、排卵障害とは排卵が起こらない、あるいは排卵周期が通常より長くかかることをいいます。
排卵が起こらないと、精子は卵子に出会えないために妊娠できません。
また、月経がはじまってから排卵までの日数が長くかかる場合には、自分では排卵の時期が分からず、また、排卵の回数も少なくなるため妊娠しにくくなります。
本日は、排卵障害となる主な2つの原因について説明をしたいと思います。

視床下部や脳下垂体性の排卵障害
視床下部や脳下垂体に原因があり、卵胞を発育させるFSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体化ホルモン)の分泌が低下するため、排卵が起こりにくくなります。
ダイエットによる過激な体重減少で排卵が起こらなくなるのもこのタイプの排卵障害です。
血中FSH値やLH値が低くなることが多いのですが、正常値の場合もあります。
治療としては、経口(クロミフェン、セキソビット)や注射(HMG,FSHなど)排卵誘発剤で排卵を起こします。

早発卵巣不全
卵巣の中の卵子が40歳よりも前にほとんどなくなってしまい、排卵が起こらなくなった状態をいいます。
ホルモンバランスの問題で排卵が起こらないのではなく、排卵すべき卵子がなくなっているため排卵を起こすことが難しくなります。
この症状をしめす特徴として、血中FSHが高値となり、抗ミュラー管ホルモン(AMH)は0に近くなります。
エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)を周期的に服用する「カフマン治療」を行うと、まれに排卵することはあるようですが、妊娠につなげるのは難しいのが実態です。

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