妊娠しやすい体づくり
こんにちは。
今週の関東は突然の雨や雷と変わりやすい天気ですね。
雨晴兼用の傘が大活躍しています。
さて、体をつくる上で一番のカギとなるのは、毎日の食事です。
食べるものは、血となり骨となる要素なので大切だとわかっているけど、忙しくて朝食を抜かしてしまったり、昼は仕事をしながら、コンビニエンスストアで買ったお弁当を早食いしたり。
自分の好みのものばかりを食べ、糖分や塩分が過多になりがちになってはいませんか。
おろそかにしがちな食生活を見直し、規則正しい生活を心がけたいですね。
そこで今回は、卵子や精子にとって必要な栄養素とそれを多く含む食材をご紹介します。
卵子や精子の質を向上させる食べ物
~抗酸化作用の高い食品~
過剰な活性酸素は、体を酸化させ老化を進めるといわれています。臓器の老化だけではなく、卵子や精子の質を低下させるので、活性酸素を取り除くビタミンEを意識して取り入れるようにしましょう。
(アーモンド、ナッツ類、かぼちゃ、ホウレンソウ、アボカド、大豆油、ごま油、たらこ、ウナギ、カツオなど)
精子の運動率を上げる食べ物
~亜鉛を多く含む食品~
亜鉛はセックスミネラルと呼ばれる栄養素で、男性ホルモンに影響を与えます。亜鉛が少ないと、元気な精子が作られなくなり、また精液中の亜鉛濃度が低下すると、精子の運動率も下がるといわれています。成人では1日に10~20mgの摂取が目安とされており、牡蠣であれば2~3粒程度で補給できます。
(牡蠣、ホヤ、カニ、シャコ、たらこ、ハマグリ、豚レバー、牛肉、卵黄、チーズ、ココア、マツノミなど)
血行をよくする食べ物
~血液をサラサラにする食品~
血液の質を上げると血行も促進され、栄養素が卵巣や子宮にも行き渡りやすくなります。
受精卵が着床するためには、適度な厚みの子宮内膜が必要になりますから、栄養たっぷりの血液が子宮に送られるようにしましょう。また、食物繊維はデトックス効果を促進するので、1日20~25gを目安に摂取すると、相乗効果が期待できます。
(玉ねぎ(非加熱)、長ネギ、納豆、黒酢、イワシ、アジ、サバ、サケ、マグロ、きのこ類、海藻類など)
以上の食品は、効果が完全に証明されているわけではありませんが、試してみる価値があるかもしれませんね。ただし、過剰にとるのは禁物なので上手に取り入れて、食生活を改善してみてくださいね。