旬の果物でホルモン調節&老化防止!
スーパーの果物コーナーでは、スイカやさくらんぼが目につくようになりました。
初夏を感じさせるその色と香りに、思わず唾液を飲み込むほどです。
食べやすくカットしてある商品の種類も豊富で、思わず手が伸びてしまいますね。
果物は女性の強い味方です。
意識して食べることで、女性ホルモンの乱れや体内の老化に効果のある栄養素を摂取することが出来ます。
肉や魚、野菜からは摂取することが難しい栄養素も果物には多く含まれていることがあります。
せっかく食べるなら、旬の果物を美味しく楽しみながら、同時に栄養を取り入れたいもの。
そこで、今月から初夏にかけて旬の果物を、女性にとって嬉しい栄養素の情報も含め簡単にご紹介します。(参照:毎日くだもの200グラム! )
ビワ
ビワはβカロテンやβクリプトキサンチンが多く含まれています。これは体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜、消化器官などの働きを正常に維持する効果があります。また、高血圧の予防や、アンチエイジングにも効果があるといわれます。
冷やし過ぎると風味が落ちるので、常温で頂くのが良いようです。
さくらんぼ
カリウムと呼ばれる栄養を多く含みます。カリウムには、人間の体内にあるナトリウムを体外に排出する働きがあります。また高い利尿作用を持ち、体内の毒素を効果的に排出することが期待できます。
さくらんぼに含まれる鉄分や葉酸は、貧血予防や冷え症改善に効果があります。
スイカ
果汁には、βカロテン(ビタミンA)やビタミンB6、カリウム、リコピンなどの栄養が含まれています。
ビタミンB6は、食品で摂ったたんぱく質から、筋肉や内蔵、皮膚、ホルモンなど、体の組織を作る栄養成分です。
ビタミンB6が不足すると、女性ホルモンの分泌がアンバランスになったり、湿疹や肌荒れが起こりやすくなります。
味が落ちやすいので、カットしたら早めに食べるほうが良いようです。
あんず
ビワと同様、βカロテンの含有量が非常に多いのが特徴です。βカロテンは体内でビタミンAとして働き、老化予防(アンチエイジング)や視力の保持、強い抗酸化作用により脳卒中や心筋梗塞の予防にも効果があるといわれています。体内を若く保つには必須の栄養素ですね。同じく高血圧予防に役立つとされるカリウムも多く含みます。
もも
桃の食物繊維には整腸作用のあるペクチンが豊富で、便秘改善に効果が期待できます。便秘は肌荒れやストレスにもつながるので、美容効果としても期待できますね。
ポリフェノールの一種であるカテキン類も含まれ、がん予防や老化予防にも効果があります。
表面のうぶ毛を洗い落とし、皮ごと食べることでよりたくさんの栄養を摂れるそうです。
旬の果物は比較的価格も安く、日常生活に取り入れやすいです。
最近よく見かけるフレッシュジュースバーでも、旬の果物を使ったジュースを購入することができます。
スーパーやコンビニの100%ジュースにも旬の果物を取り入れた商品が見られます。
その気になれば、今日からでも生活に取り入れることができそうですね!