体は腸から作られる?!
「腸年齢」という言葉をご存じですか?
腸は必要な栄養分を吸収し、いらないものを排出してくれる、体にとって大切な臓器です。
腸の働きが悪いと、必要な栄養を吸収しにくくなったり、便通が滞ったり、健康状態に大きな影響があります。
年齢を重ねると、老化により腸管運動の働きが弱くなることで腸内の老廃物が排出されにくくなったり、腸内の善玉菌と悪玉菌とバランスが崩れてきます。
腸の働きが鈍くなると、上手に栄養を吸収できなくなると同時に、腸内に残った有害物質が腸管から吸収され、ますます老化が促進されるのです。
この腸の年齢を測るのが、腸年齢です。
腸年齢の簡単なチェックができるサイトをご紹介します。
肉や揚げ物に偏った食生活や、ストレス、運動不足は、腸の老化を加速し、腸だけでなく体全体に影響を及ぼします。
では腸年齢を若く保つには、何が効果的でしょうか?
まず、食生活では、食物繊維を積極的にとること。
食物繊維を取ることで、悪玉菌の活動が抑制され、体にとって不要なもの(コレステロールや中性脂肪)を体外に排出します。
また、ヨーグルトなどの乳製品も、腸の善玉菌、悪玉菌のバランスを保つのに役立ちます。
お腹をマッサージして、腸に外から刺激を与えるのも効果があります。
腸を若く保つことは、体全体を若く保つことの基礎となると言えそうですね。
腸の老化を感じる方は、食生活の見直しを行ってみては如何でしょうか?