急増する海外での卵子提供、待たれる国内の法整備
昨年のNHKの番組「卵子老化の衝撃」は、大きな話題を呼びました。
女性の妊娠と出産に関わる人生設計を考えるうえで、卵子の老化は考慮に入れなければいけない重要な要素のひとつであることは、弊社ブログでも再三お伝えしてきましたが、テレビで取り上げることで、それまでこのような情報に触れる機会がなかった方々にも広く知られるようになったのではないでしょうか。
晩婚化により初婚年齢、出産年齢が上昇しつつある日本では、不妊治療を受ける患者も近年増加していますが、こうした不妊治療を受ける患者の中には、卵子老化の影響により卵子の質が下がることで、なかなか子どもを授かれない方も実は非常に多いのです。
排卵誘発剤を用いても卵子が採取できない、卵子が取れても受精しない、受精卵になっても育たない、などの結果を繰り返して、いつ結果が出るかわからない不妊治療に多額の費用を費やすケースは、弊社のクライアントにも多く見られます。
昨日のNHKで、海外で卵子提供を受ける患者が急増していることが取り上げられていました。
日本国内では、ごく一部の条件をクリアした患者のみしか卵子提供を受けることができないため、高齢による卵子老化の影響で不妊に悩む患者たちには、自己卵子による採卵を繰り返すしか選択肢がありません。
日本の不妊治療病院では、閉経間近まで採卵を繰り返すことしか方法がないのが現状です。
海外での卵子提供に踏み切るのは、こうした国内での治療に限界を感じた患者たちです。
弊社のクライアントにも、日本で何年も不妊治療を続けた挙句、最終的に卵子提供に踏み切るご夫妻が少なくありません。
NHKでも取り上げられていたように、今治療を受けて悩んでいる患者たちにとっては、唯一の現実的な選択肢は、海外での治療です。
弊社では、ハワイ、タイでの卵子提供とインドでの代理出産をご提供しておりますが、国内の治療で解決策が見出せずに海外での治療を希望する患者は、年々増加傾向にあります。
国内での卵子提供に関する法整備が遅れる状況は、一日も早く子どもを授かりたいと望む患者の思いと大きく乖離しています。
弊社では、現実的な選択肢のひとつとして、ハワイ、タイにおける卵子提供プログラムをご案内しております。
卵子提供をご検討されている方は、お気軽に弊社までお問合せください。