冷え性の人の睡眠対策
おはようございます。
東海地方では今日は雪が降っているとのこと、12月に入り、一段と寒さが厳しくなってきましたね。
寒い時期、手足が冷えてなかなか寝付かれない、という人も多いのではないでしょうか?
冷え性に悩む女性には、つらい季節ですよね。
「冷え性」の人は入眠にも、時間がかかります。
そもそも、手足の体温は眠りに近づくにつれてだんだん上昇し、逆に深部体温は低下して、体がリラックスすると眠りに落ちるのですが、冷え性の人は血液循環が悪いため、心臓から遠い手足の体温はなかなか上がらず、入眠にも時間がかかるというわけです。
血液の循環を調節するのは自律神経の役割ですが、冷え性の人の大半はこの自律神経に乱れが生じています。抹消部の手足は心臓から遠いためもともと体温は低いのですが、冷え性の人はさらに、自律神経の乱れによって血液循環が悪くなっています。
そのため、温かい血液が抹消部まで行き届かないのです。
そんな冷え性の方でも、ちょっとした工夫で気持ち良く眠りにつくことができます。
以下のようなことに、気を付けてみましょう。
- 就寝前に入浴し、湯冷めしないうちに眠る
就寝前の入浴は、体を温め、一日の疲れを取る効果もあります。
ゆっくりとぬるめのお湯につかって、体をじっくり温めてから眠りましょう。
熱すぎるお湯は、眠りを誘うのではなく逆に覚醒してしまうので、温度は少しぬるめがちょうどよいです。
- 足元からしっかり温める
手や足腰が冷えていてなかなか寝付けないときは、湯たんぽなどを使って足を温めることも効果的です。
最近は、電子レンジで温めるタイプの簡単な湯たんぽもありますから、そういったものを利用するのもいいですね。
- パジャマを着て眠る
パジャマに着替えることで、自然と眠りにつくように気持ちが切り替わる効果があります。
たとえ休日に、一日中家にいてジャージで過ごした日でも、気持ちを切り替えてぐっすり眠るために、パジャマに着替えることがおすすめです。
- アロマでリラックス
冷えを防ぐと同時に、精神的にもリラックスすることも重要です。
ラベンダーの香りなどは、リラックス効果が高く、入眠時に使うと気持ちよく眠りにつけるでしょう。
冷えがつらくて眠れない方、ぜひ参考にしてみてくださいね!