ヒト卵子で交換成功＝ミトコンドリア、難病防止期待
おはようございます。
行楽シーズンですね。
皆さんは秋の行楽として、どんなところを思い浮かべますか？
紅葉狩り、芋ほり、BBQなど色々ありますね。
ぜひぜひこのベストシーズンにアクティブに動いてくださいね！
さて、最近、発展が目覚ましい科学の世界からニュースが参りました。
ヒト卵子で交換成功＝ミトコンドリア、難病防止期待―安全性確立が課題・米大学
母から子に受け継がれる細胞小器官ミトコンドリアのDNA変異が原因で起きる難病の防止を目的として、米オレゴン健康科学大の研究チームがヒト卵子のミトコンドリアを別人の卵子のミトコンドリアに交換し、受精させて胚まで成長させる実験に成功した。
24日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
同チームは2009年、同じ技術でアカゲザル4匹を誕生させており、健康に成長して血液やミトコンドリアの検査でも異常はないとしている。
しかし、今回のヒト卵子実験では、ミトコンドリア交換後の受精卵の半分に異常があり、研究チームは臨床応用前に技術の向上と安全性の確立が必要と説明している。
また、細胞核DNAとミトコンドリアDNAが別人の場合、子にとっては「2人の母」から遺伝情報を受け継ぐ倫理問題や、生涯にわたる安全性をサルの動物実験で事前にどの程度担保できるかも検討課題になるとみられる。
是非とも今後の研究に期待をしたいですね。
