卵子提供のリスクについて Part1
今日は卵子提供のリスクについてお話ししたいと思います。
弊社では、日々多くのクライアント様とのカウンセリングを行っておりますが、カウンセリングに来られる方々には卵子提供に関してご心配されておられる方が多く見受けられます。
これは当然のことであり、やはり「卵子提供」という聞きなれない言葉に、リスクが多いのでは!と考えておられるようです。
また、野田聖子議員が卵子提供を行い、生まれてきたお子さんが様々な治療を必要とする状態であった点も、クライアント様が卵子提供に関して懸念されている理由の一つかも知れません。
卵子提供のリスクとは、実は夫婦間の卵子、精子を用いた体外受精より、ある部分においてはリスクが低くなることはなかなか知られておりません。
下記の表をご覧ください。
こちらは卵子を採取する女性の年齢毎に、自然妊娠率、流産の発生率、染色体異常の発生率、ダウン症の発生率
を示しております。
こちらを見ると、例えば20代の方の卵子で妊娠する場合と、40代の方の卵子で妊娠する場合では、染色体異常の発生率が、1:300と1:40と大きな差があり、またダウン症の発生率も1:1000と1:90と大きな差があります。
流産に関しても、40代の方の卵子で妊娠する場合、40%もの発生率がございます。
弊社では卵子提供を行う際、ご協力頂くエッグドナーさんは20歳~29歳の女性になります。
そのため、流産、お子様の染色体異常、ダウン症などをリスクと考えた場合、これらのリスクを大幅に低くすることが卵子提供のメリットでもあります。
卵子提供のリスクに関しては、近々Part2をお話しして参ります。