人工授精、体外受精ってどう違うの?

こんにちは!
今日は6月6日は、何の日かご存知ですか?
実は、「ロールケーキの日」なんです!
数年前から大ブームのロールケーキですが、弊社オフィスがある銀座でも、人気のロールケーキを売っているお店がいくつかあります。
私もロールケーキは大好きで、買ってしまうとちょっとずつ食べるつもりが、あっという間に一本無くなってしまうこともしばしば。
ダイエット中はお店の前を通らない方がいいかも?

さて、今日は、不妊治療でよく出てくる用語、人工授精と体外受精についてお伝えします。
これらの違いって、なんでしょうか?

IVF with ICSI

人工授精とは、通常はAIHもしくはAIDのことを意味します。
AIHとは配偶者間人工授精(Artificial Insemination of Husband)を、AIDというのは非配偶者間人工授精(Artificial Insemination of Donor)を意味します。前者は夫の精液を、後者は精子提供者の精液を直接子宮腔内へ注入する方法で行います。
フーナーテスト(ヒューナーテスト)陽性の場合や、タイミング法を行ってもなかなか妊娠しない場合、乏精子症や精子無力症など精子に不妊症の原因があると考えられる場合、性交障害がある場合などが人工授精の適応となります。
通常はまず5回くらいは連続して行うものですが、少なくとも10回以上施行しても妊娠しない場合にはそれ以上繰り返しても妊娠する率はかなり低く、他の方法へ切り替えたほうがよいでしょう。

一方、体外受精とは、体内で受精が難しいと考えられる場合に行う方法で、文字通り体外で受精を行う方法を指します。現在最も一般的であるのはIVF-ET(体外受精-胚移植)ですが、GIFT(配偶子卵管内移植)、顕微受精(ICSI;卵細胞質内精子注入法、ほか)あるいは凍結胚移植なども含めて体外受精と呼ばれています。
体外受精は、卵管が閉塞している、乏精子症や精子無力症など精子に原因がある、免疫系に原因がある、AIHを何度も施行しても妊娠しない、子宮内膜症があって妊娠しない、原因不明である、などのケースに適応されます。

それぞれの状態によって、どの方法が適しているかは異なります。どのような方法をとるのがベストなのか、よく医師に相談した上で治療を受けられることをお勧めします。

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