最新の乳がん検査方法とは?

みなさんおはようございます。

今日もとてもいい天気ですね。
窓を開けると、気持ちのいい風がはいってきますね。

さて、本日は最新の乳がん検査に関してお話させて頂きたいと思います。
乳がんに限らず、様々な癌に対する最新の治療方法や診断方法が多くの医師や研究者によって発表されています。
先日も、ブログにて乳がんでは早期発見がその後の治療を大きく左右するとお話致しました。
日本人女性の20人に1人が乳がんリスクがあるという事実、しかしながら、多くの女性に乳がん検査の重要性や病気の認知度は上がっているのですが、検査には痛みが伴うことや検査費用が高額な事から、乳がん検診者の数はあまり増加していないのが現状です。

PET

今回ご紹介する、最新の検査は「陽電子放射断層撮影(PET)」と呼ばれるもので、乳房のがん細胞発見を目的に開発された検査方法なので、通常の検診に使われているマンモグラフィーなどより、明確に患部の大きさや位置を捉えると期待が集まっています。

乳がん診断に「新兵器」 高い発見能力の「PEM」

がん細胞を撮影する「陽電子放射断層撮影(PET)」検査は、がん細胞が正常細胞よりも多く取り込む放射性検査薬を体内に注入し、放射線発生部位を撮影する。このPET原理を応用し、乳房専用に開発されたのがPEMだ。

「PET検査は全身撮影で空間分解能が5ミリなので、乳がん細胞はぼんやりとしか撮れない。
PEMでは、放射線検出器を胸に当てて撮像するので、明瞭かつ撮影範囲も広い画像になる」と解説するのは、日本初のPEM機器導入施設で、医療法人社団ゆうあい会「ゆうあいクリニック」(横浜市)の片山敦理事長。

乳房の画像診断はX線撮影の「マンモグラフィー」と「超音波診断装置(エコー)」が主流だ。
マンモグラフィーは乳房を押し潰すため激痛を伴う場合が多い。
乳腺組織と乳がんのしこり両方が白く写り、がん確定診断や若い女性では不向きな面もある。
エコー検査は痛みはないが、石灰化病変は不得手という。
「右乳房のがんが疑われ、細胞診や切開しての病理検査も陰性だった40代女性をPEMで調べたら、両側乳房にがんがあった。検査を何度受けても偽陽性と偽陰性を行き来する“検査難民”は多い」(片山理事長)

このように、従来の検査方法では、痛みや検査結果にばらつきがありました。
新しい乳がん検査方法の「PET」が普及することで、外科治療時の乳房温存率向上や乳がんによってなくなる方が少なくなるよう、願っています。
もちろん、乳がんを確定診断するためには、乳がんの特徴を熟知した専門医が必要ですが、他人ごとと考えず、ご自身の体の声に耳を傾けて頂ければと思います。

記事が良いと思われましたら是非クリックをにほんブログ村 マタニティーブログ 海外不妊治療へ

Copyright:c  2008-2011 MediBridge Inc. All Rights Reserved


前の記事

海外の不妊治療の現状とは?
カテゴリー
世界の医療

次の記事

紫外線対策は大丈夫?
カテゴリー
美容