子宮筋腫と不妊の関係とは?

みなさん、おはようございます。

春の風が気持ちいいですね。
銀座の街を歩く人々の服装も春らしくなってきました。

sakura

さて、今日は子宮筋腫と不妊の関係についてお話させて頂きます。
子宮筋腫は、成人女性の4人に1人が持っているといわれるほど頻度の高い病気です。
また、30代、40代の女性に多くみられると言われています。

皆様の中には、子宮筋腫と不妊の関係性に疑問をお持ちの方も多くおられると思います。
子宮筋腫が絶対的な不妊の原因とは言えませんが、子宮筋腫によって起こる症状の一つに不妊があげられます。
しかし、子宮筋腫といっても、場所や大きさによって症状は様々なのです。

それでは、どのような子宮筋腫は不妊原因になるのでしょうか?
筋腫の中でも子宮の外側に向かって発育している場合は妊娠への影響が少ないといわれていますが、筋腫が子宮内腔に向かって発育している場合には妊娠の障害となる可能性が高くなるのです。

その理由は、子宮内腔に向かって筋腫が生長すると子宮内腔が変形や拡大を起こし、受精卵の着床障害が起こりやすくなるからです。

時に、筋腫の位置によっては卵管が圧迫されて、精子が卵管を通る際の障害となることもあります。

また、子宮筋腫があることで、筋腫に血液を取られ、子宮内が貧血状態になることがあります。
本来、受精卵が着床する子宮内膜は柔らかく温かいものですが、筋腫に血液を奪われた子宮内膜は受精卵の着床障害が起こりやすい状態になってしまい、せっかく着床しても発育障害が起こる場合や、出産時の障害となる場合もあるのです。
子宮筋腫は女性にとって、発症頻度の高い疾患の一つですので、不妊で悩んでらっしゃる方は一度、子宮筋腫の検査を受けて頂ければと思います。

弊社では韓国の卵子提供プログラムを通して多くのクライアント様とお会いしております。
クライアント様の中には、筋腫を持たれたまま、卵子提供をお受けになり、お子様を授かってらっしゃる方もおられます。
子宮筋腫があっても深刻に考えすぎず、医師とよく相談の上、筋腫の大きさや場所などによって適した治療をお受け頂ければと思います。

 

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