NHKで代理出産がテーマの「マドンナ・ヴェルデ」をドラマ化
こんにちは!
昨日までは春らしい陽気でしたが、今日は朝から冷たい雨で、冬に逆戻りしたかような月曜日となっています。昨日までの調子で薄着で出かけてしまった方、風邪を引かないように気を付けてくださいね!
先日当ブログで、代理出産を取り上げた映画「ジーン・ワルツ」をご紹介しましたが、4月からはNHKで、代理出産を取り上げた「マドンナ・ヴェルデ」というドラマが始まります。
松坂慶子が主役のこのドラマは、公開中の映画「ジーン・ワルツ」の作者、海堂尊の作品で、産婦人科医の娘から代理出産を頼まれ、娘のために挑む代理出産に挑む55歳の母親を描いたものです。
このところ、立て続けに映画やドラマでも代理出産を取り上げることが多く、弊社もマスコミから多くの取材を受けています。
代理出産に対する世間の注目度がそれだけ高まっていることの現れでもあるように感じます。
昨年日本でも、諏訪マタニティクリニックでの母親による代理出産が注目を集めました。生殖医療に関する法整備の必要性が叫ばれる中、日本では一向に議論が進んでいません。このような状況に一石を投じた親子の勇気ある会見は、当ブログでも触れました。
法整備が整わない中での代理出産や卵子提供といった治療方法は、批判を受けることもあります。
しかし、患者の立場からは、「日本での法整備を待っていたら、子どもを持つチャンスを失ってしまう」という声も多く聞かれます。
ドラマや映画で取り上げられることで、興味本位の報道ではなく、より日本での議論が活発になり、患者の立場についての理解が得られることを、弊社としては期待したいところです。