日本の不妊治療患者の現状とは？
おはようございます！
寒い週末でしたが、皆さんはどのように過ごされましたか？
私はゆっくりお風呂に入りたいなーと思い、久しぶりに近所の銭湯に行ったところ、いつもより混み合っていました。
寒い時のお風呂って、とっても気持ちいいですよねー。
弊社は、インドでの代理出産、韓国での卵子提供を行っているエージェンシーですが、日々不妊に悩む様々なご夫婦とお話しする機会があります。
お話しをするなかで、強く感じることがあります。
それは、日本での不妊治療患者が、非常に閉ざされた環境にいて、ストレスを感じながら治療を受けている、ということです。
不妊治療の主役は、主に女性です。
ほとんどの方は、最初にクリニックを訪れてから、タイミング法→体外受精という過程を経て、うまくいかなければ長期間の体外受精を何度も繰り返すことになります。
採卵ができるか、採卵できても受精卵ができるのか、受精卵ができたら今度は移植した卵がうまく着床するか・・・。
期待をかけてうまくいかない度に、患者は落ち込みます。
しかし、「自分が不妊治療を受けている」ということを、多くの女性は人には言えません。
友人にも身内にも言えない、という方すらいるのです。
「不妊治療」というのは、日本では、「人には言えないこと」なのです。
不妊治療をオープンにできないことは、患者にとっては、とても損なことです。
情報交換の場もなく、心配や不安を相談する場もなく、クリニックを頼るしかない。
しかし、不妊治療クリニックは患者を事務的にさばくのみで、患者の心理的なケアや、自分のクリニックで提供していない治療法は教えてくれません。
不妊治療は時間との戦いです。
年齢を重ねることで、卵子の質は低下し、妊娠の確率が落ちてくるのは否定しようのない事実です。
患者は、いつ結果がでるのかわからない治療を、いつまでやればいいのか、と不安に思いながら続けています。
「自分には妊娠の可能性があるのか」という不安を患者は抱えながら治療を受けていますが、自分から治療をやめることはなかなかできません。
治療をやめることは、子どもを授かる可能性がなくなる、ということを意味するからです。
弊社の相談に来られて、卵子提供を行い、お子さんを授かった方からは、「もっと早く卵子提供という方法を知っていれば、何年も結果がでない体外受精を、高い費用を払って続けなくて済んだのに」というお声を頂きます。
卵子提供、という選択肢は、日本のクリニックで紹介されることはまずありません。
ですが、実際に、自分の卵子で長年体外受精を繰り返してきて妊娠できなかった多くの方が、弊社の卵子提供プログラムにより２０代のドナーボランティアからの卵子提供を受け、妊娠に成功しています。
不妊治療クリニックに通うだけが、お子さんを授かる道ではありません。
卵子提供、という選択肢も、お子さんを授かる方法として、悩みながら不妊治療を続けておられる多くの方に知って頂ければ、と思います。
