謹賀新年
明けましておめでとうございます。
昨年も多くの方々に大変お世話になりました。
スタッフ一同、心よりお礼申し上げます。
2010年も弊社を通じて、多くのお子様が誕生されました。
その喜びは何ものにも代えがたく、「幸福」そのものでした。
特に病のために長年苦しんでこられたクライアント様が生まれてきたお子様を手にした瞬間というものは、今までの苦しみが終わる瞬間でもあり、本当に精神誠意サポートさせて良かったなと思う時でした。
さて、例年にない寒さで初めりました2011年ですが、今年はどのような年になるでしょうか?
この日本は、ロキタンスキー症候群やターナー症候群、早期閉経や子宮摘出されたような患者に対して、子供を授かる選択肢を与えない、マイノリティにとってとても厳しい国であります。
マスコミの考えにも独自色が少なく、「悪」なら悪、「善」なら善と、一斉に決めかかってしまう雰囲気にあります。
政治や医師学会でもマイノリティ患者を助けるよりは、自身の地位を守るため、延々と責任をとらず何も決めないことで、他国との社会的価値や医療サービスも、更に差が出てきております。
一方で気になるのが、人々の倫理観です。
「卵子提供」や「代理出産」という言葉だけが興味本位で雑誌などに取りあげ始められたため、「お金を払えば子供を授かれる」、「妊娠できる体なのに代理出産を行いたい」、「卵子提供を行いたいが男の子しか欲しくない」、など誤った考えの人々が増えてきております。
「卵子提供」や「代理出産」は魔法でも何でもなく、誤った考えの人々や、倫理観の欠如した人々が行うと大変人を不幸にするものにもなりえます。
お金や技術が人を幸せにするものではないのです。
2011年、今後さらに「卵子提供」や「代理出産」という言葉が一人歩きするかもしれません。
弊社は利益を追求するのではなく、関わる全ての人々の幸せを追求し、今年も邁進して参りたいと思います。
本年もスタッフ一同頑張ってまいります
どうぞよろしくお願い申し上げます。