ピルによる生理期間の調整、悪影響はないの?!
おはようございます!
今日の銀座は雨模様です。
雨はうっとおしいものですが、空気が乾燥してくるこの季節には、たまには雨も降ったほうがよいですね。オフィスも暖房で乾燥していますので、喉から風邪をひかないようにお気を付けください。
さて、弊社で行っている、インドでの代理出産、韓国での卵子提供では、いずれも生理サイクルを治療時期に合わせて調整するため、ピルを服用します。代理出産、卵子提供でなくとも、体外受精を行う場合はピルはよく利用されます。
ピルの服用に際して、初めてピルを服用する方からは、よくこんな質問を受けます。
「ピルは体に悪影響はないのでしょうか?」
ホルモン剤というと、抵抗を感じたり不安に思ったりする方も多いようです。
日本では、ピルは処方箋がないと買えないこともあり、まだ欧米ほどは普及していませんね。
でも、月経を移動させるために使うピルは、月経不順や不正出血の治療薬としても使われています。
ですから、たくさんの人が服用しているもので、実際はそんなに怖いものではありません。私の知人にも、仕事もできなくなるほどの重い月経痛の方の治療のためにピルを飲んでいる方いますが、ピルを飲んでいることで月経痛がとても軽くなることのこと。避妊や生理をずらすためだけの薬ではないんですね。
婦人科でも、小学生の修学旅行に生理がぶつからないように処方することもあるようで、子どもでも大丈夫なものですよ。ただ、人によっては、服用しはじめの2、3日の間、軽い吐き気、頭痛を感じる人もいます。この場合、続けて飲んでいればおさまります。
また、月経は遅らせるだけではなく、早めることもできます。特に、旅行中に生理がぶつかりそうな場合などは、早めに生理を来させて、生理が終わったあとに旅行に行ったほうが気が楽ですよね。ただし、早める場合は、早くから飲み始めないと効果がありません。その場合、早めに婦人科に行き、薬を処方してもらってください。