妊娠中の超音波検査、何がわかる?

おはようございます!
今日の銀座は曇り空で、ちょっと肌寒さを感じる気温です。
史上最高の暑さだった猛暑もようやく一段落。当ブログでも、夏の間は「暑い、暑い」とずっと書いていた気がします。。。
この肌寒さで、やっと本格的に秋が来たのかなー、と感じますね。

さて、今日は妊娠中の超音波検査についてお伝えします。
超音波検査の結果って、素人にはなかなか解りにくいものですよね。
ドクターは、いったい何を確認しているのでしょうか?

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ドクターが超音波検査で確認しているのは、

1、胎児の大きさ
2、胎盤の位置
3、羊水量

の3点です。

胎児の大きさは、頭の左右の幅や、太ももの骨の長さなどなどから計ります。
標準より大きい場合は問題ないけれど、小さい場合には、赤ちゃんの発育が良くない可能性があります。
ただし、コンピューターが計算した体重はあくまで推定で、プラスマイナス10%ぐらいは誤差が出ます。

胎盤の位置で問題になるのは、前置胎盤です。前置胎盤とは、通常は子宮の上の方にできる胎盤が、子宮の出口近くにできて子宮口の一部もしくは全部を覆ってしまっている状態を指します。
胎盤が完成するのは妊娠16週あたりで、その時期までには前置胎盤になるかどうかが大体わかります。その後胎盤は移動しますが、30週ごろまでに改善されなければ、出血に備えて入院となることも。

最後に、羊水量。羊水はお母さんの血液成分の血漿から作られ、妊娠後期になると、赤ちゃんが羊水を飲み込んで排泄する尿が主成分になります。羊水って、赤ちゃんのおしっこなんですねー。
羊水量が多い場合は、赤ちゃんの先天奇形などを疑い、少ない場合は、胎盤機能の低下などが疑われます。羊水量が問題となるのは主に妊娠後期です。

素人にはわかりにくい超音波の画面ですが、いろいろな情報を医師は読み取っているのですね!

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