不妊治療の場から考える、世界と日本
おはようございます!
先日当ブログでも、募金のご案内をしましたパキスタンの洪水ですが、その後支援が集まらなくて、復興も進まないようです。被災者数は全国で1500万人という報道もあります。そんな中、日本からも、自衛隊のヘリコプター部隊がパキスタンに派遣されることが決まりました。パキスタン政府からの要請を受けたもので、ヘリ部隊は8月中にも現地入りし、被災者の搬送や救援物資の輸送などを行うとのこと。こういった活動に、自衛隊のノウハウをぜひ役立てて欲しいですね。
弊社は、日本人向けのインドでの代理出産、韓国での卵子提供をご提供しているエージェンシーです。毎日多くの方からご相談を頂いておりますが、弊社にご相談にこられる方の多くは、身体的な事情でお子様を授かることが難しい状況の方々です。お子様を持ちたい、と強く望まれているにもかかわらず、国内の病院では、ご自身で妊娠することが難しい患者には、他の選択肢を得ることができません。また、海外での治療を考えても、これまではアメリカでの治療しか選択肢はなく、そのあまりの高額な費用に、ほとんどの方はシャレンジできないという現状がありました。そのような状況を変えるべく、これまで日本の医療では赤ちゃんを授かることができなかった日本人向けにに、なんとか赤ちゃんを授かれる選択肢をご提供するために、設立されたのがMediBridgeです。
「赤ちゃんが欲しい」という欲求を持つことは、人として生まれた以上、とても自然なことです。病気で子宮を失ったり、卵巣を失ったりすることは、誰にでも起こりうることです。もし自分がそうなったら、赤ちゃんをあきらめるというのは、とてもとても辛いことではないでしょうか?
代理出産、卵子提供については、賛否がいろいろあります。弊社にも、さまざまな意見が寄せられます。しかし、弊社が提携している海外の病院には、世界中から患者が集まっていますが、海外の患者の方々を見ていると、代理出産、卵子提供というのは、世界中で不妊治療の一手段として認識されているのだな、と実感します。不妊治療の場においては、日本の医療は「技術はあっても、できない」ことが多く、世界と比べると非常に遅れている現状があります。
弊社では、これからも不妊治療はもとより、不妊治療以外の医療においても、日本の医療で救われない方々のサポートの範囲を拡大して行きたいと考えております。
今後とも、ご声援よろしくお願い申し上げます。