妊婦に良いチーズ、悪いチーズ - リステリア症を防ぐために
おはようございます!
今日はいよいよ、南アフリカワールドカップで日本戦がありますね。
朝からTVや新聞でワールドカップのニュースをたくさん見聞きしますが、是非明日のニュースは良い報道を聞きたいものですね。
さて、以前の記事で妊婦はカルシウム摂取が必要なので、カルシウム製品の摂取を勧めましたが、その中でチーズを挙げました。
このチーズですが、実は妊婦が食べることを推奨されているものと、推奨されていないチーズがあるのです。今日はそのことについて詳しくご説明したいと思います。
そもそもどうして妊婦が食べて良いチーズと悪いチーズがあるのか?
その理由はリステリア菌というものです!
リステリア菌とは自然界に広く分布し、低温や高い食塩濃度の環境でも発育できる性質をもつ菌で、リステリア症という感染を引き起こします。米国では、毎年約2500人もの人が重症のリステリア症となり、そのうち、約500人が死亡していると推定されています。
このリステリア症、抵抗力の弱い新生児・老人・妊婦などや肝臓・腎臓(じんぞう)の疾患などによって免疫機能が弱まっている人も発病すしやすくなり、妊婦においても健康な成人より20倍もリステリア症になりやすく、胎児への影響は深刻なんです。
そういう理由で、妊婦には推奨されていないチーズが存在するのです。
さて妊婦へ推奨されていないチーズですが
白カビチーズや青カビチーズ、ウオッシュチーズ、フェタチーズ、ブリーチーズ、カマンベールチーズ、ロクフォーチーズ、メキシカンスタイルチーズ、ブルーチーズ、リンドレスゴーダチーズなど殺菌されていないチーズ
推奨されているチーズは
プロセスチーズやクリームチーズ、カッテージチーズ、ハードチーズ、パルメザンチーズ、モツァレラチーズ、クリームチーズ、カッテージチーズなど殺菌されているチーズ
になりますので、妊婦の方はお気を付け下さいね。
草思社
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