万能細胞で視力回復に成功!
こんにちは!
早いもので今日から2月です。
今年の2月はバンクーバーオリンピック、節分、バレンタインデーなど催しが盛りだくさんですので、盛り上がる月になるのではないでしょうか。
さて、今日は、万能細胞を利用した角膜移植の成功例をご紹介します。
イギリスで、視力を失った38歳の男性が、万能細胞を利用した角膜移植で視力を取り戻すのに成功したそうです!
15歳の時に喧嘩中にアンモニアを掛けられて視力を失ったこの男性は、万能細胞治療に取り組むNewcastleの North East England Stem Cell Instituteのチームによる治療を受けました。その方法とは、どんなものなのでしょうか?
まず、ごく微量の細胞を別の健康な角膜からとり、ミリメーター四方の細胞を血液、グルコース、インシュリン、ヒドロコルチゾンから作った液体の中で羊膜の上におきます。細胞はだんだんと成長し、羊膜を覆い、これを角膜として移植。
8週間後に、彼は視力を回復したそうです。
万能細胞の研究については、最近よく話題になりますが、すでに実際の治療で活用されているのですね!